このレビューはネタバレを含みます
『虎に翼』とか『Destiny』とか、最近よく見る法律ものは共通して
"法律は万能じゃない"
"こぼれ落ちてしまう弱い立場の人もいる"
ってメッセージが込められてるように思う
でも法律だけじゃなく、法律を扱う人たちの解釈や使い方によって、不利な状況に置かれている人たちを守ることもできる
多くの人にとって不都合な真実を明らかにすることで悪者扱いされてしまって、「職務を全うすることは自分のエゴなんじゃないか?誰も救えていないんじゃないか?」って葛藤してる姿はやるせなかったけど、その葛藤は然るべきで、それでも自分の正義に忠実でいつづけようとするのが、法律家として正しい姿なのかも