パルパティーン

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)のパルパティーンのレビュー・感想・評価

3.8
毎年見ているドラえもん映画。いつも何かを伝えてくれるメッセージ映画でもあるが、今回は「個性」や「自分でいること」かな。

まあのび太はもう少し勉強してくれ。完璧な人はいないが、もう少しどうにかなるだろうとそろそろ言いたい。しかし諦めない気持ちや周りを奮起させる勇気を持っているのはのび太のいいところでもある。

個性を殺すことに対抗できるのはやはり個性である。個性のぶつかり合いは見てて楽しい。しかし、もう少しアクションは欲しかったかなーと思っている。けどさすがのび太である。射撃能力はピカイチだった。
黒幕の出てきかたは少し雑いなと感じた。もう少し深掘りして欲しかった。

そろそろ準レギュラーみたいなキャラクターが出てきてほしいな。過去作に出てきたキャラが何かしらに出てくるとかしたらより面白味が増していくと思う。

エンディングのシーンでソーニャが22世紀で子供たちに迎えられているところで、子供たちがのび太の顔に似ているなと感じた。もし22世紀ののび太家にいると思うとなんか感慨深いしエモい。

来年のドラえもんも楽しみである。


2023年26本目