襟

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)の襟のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

今回の敵、同質化を完全とすることによって世界平和をもたらそうとする思想、多様化が進む現在に続く未来の宗教として現実感がありすぎてたじろいでしまった。リアルすぎるよドラえもん

飛行船、ユートピアン、飛行服、全ての設定が秀逸だよ…ロボットアニメオタクの血が騒ぎまくる

逃亡シーンでドラえもんが「僕たちに心があるのは、持ち主の友達になるため」って言った後、別のシーンで「そのままののび太くんでいいんだ」って言うの最高の答え。
それを受けてのび太が良いところと悪いところを指摘したうえでみんなが好きって言ってその言葉で目を覚ますという流れが、友情の表現として完璧すぎて感動。きちんと伝わってるよ、ドラえもん〜

ゲスト声優上手すぎて、普通にファンになりかけてる。ドラえもん好きな人でカッコイイ猫好きじゃない人いるの???
私は大好き、今回ずっと幸だった。
ラストシーン、観た時は償いのように感じたけど、もしかしたらあれが救済だったのかもな
友達の存在で、依存から抜け出すことができる理想の関係。
友達をもっと大切にしよう〜〜〜

賞金稼ぎの登場が転換になってたと思うけど、
あのキャラは第3視点で良かったかもなぁ
変に同情せず戦い続けてる存在は、観客の感情移入に逆に効果的かもしれない
ラストにもしっかり絡んでて、上手いなぁと思った
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