めちゃくちゃ良かった。
メッセージ性は強めだったけど、現代を風刺するような、大人も観るべき作品。
多様性を大事にする社会。結局は自分の個性を制限することになっちゃってるんだよね。やりたいこともできない、言いたいことも言えない。
"みんな一緒"だと世界は平和なんだろうけど、実はそれが1番あってはならないことなのかもしれない。平和って犯罪や争いが無いことだけじゃないと思う。
『らしさ』ってその人にしかない個性だから。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、いろんな感情が人にはあって。優しい人、いじわるな人、怒りっぽい人、泣き虫な人、いろんな人がいるから世界は面白いのではないか。
ジャイアンの乱暴なところも、スネ夫のいじわるなところも、大事な彼らの『らしさ」なんだよね。
お互いがお互いを受け入れてこそ、その人はその人だって言えるんだよきっと。
そしてまた、伏線回収はのび太に先を越された。
本当すごい人、のび太くん。
