すっとこどっこい

ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インドのすっとこどっこいのレビュー・感想・評価

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ポールサルツマンという若者がインドでビートルズと出会う話。ビートルズのメンバーやパートナーたちに交じって、初めての会話をしたときのやり取りが、ビートルズすぎて泣けた。なんてことないやり取りなんだけど、4人のフィーリングがばっちりなのが伝わってくる。あと、ジョンとポールがオブラディオブラダを何度も二人でテンポを変えたり笑いながら演奏していたという写真付きのエピソードも、音楽を演奏する喜びに満ちていて、尊かった(笑)西洋の服に戻っているリンゴが隣に座っているのもよい写真過ぎます。
狩人だったバンガロービルがジョンのこの世の終わりのようなトーンの「殺生だ」という一言で狩りをやめ、今ではハワイで動物保護をやっているという爆笑狂気エピソードもレベルが高すぎ。インドでレノン・マッカートニーが作った曲は何曲かという傍から見たらどうでもいいビートルズ論争を案内人が真面目にやっているのも笑える。