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戦いの太鼓のlemmonのレビュー・感想・評価

戦いの太鼓(1951年製作の映画)
3.4
テクニカラーの美しい作品。
どちらかと言うと「静」を基調としていて、少し間延び感はあったか。

文明の差が色濃くでる米国対先住民族。
何だか可哀想なくらいに簡単にやっつけられる先住民族だが、戦いを神格化した儀式のようにやたらと尊厳は物凄く感じる。

和平を願うは双方。
ただ運命の悪戯はそうはさせない😓。
一人の身勝手な行動。
一人の避けられなかった行動。

主人公は、何とか協定に持ち込みたい米国側の人間に雇われた、先住民とも仲の良いジム。
彼のバックグラウンドもまたドラマを盛り上げる。

噛み締めると味わいが出てくる作品。
また日をあけて観てみたい。
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