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Land of Gold(原題)
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『Land of Gold(原題)』に投稿された感想・評価

トライベッカ映画祭にて。

合法移民と不法移民の疑似親子ロードムービー。監督のナーディープ・クルミが脚本主演も務める。
インドからの移民のキランが妻と産まれてくる子供のために運送の仕事を引き受け、トラックに乗り込んだらそこにエレナと名乗る見知らぬ子が隠れていた。

エレナを置き去りにすることも出来ずキランはボストンまでトラックに一緒に乗せていく。

口達者で悪態をつくエレナにうんざりしながらもキランは心を通わせていき、家にいる妻と母やボストンにいる兄と父もエレナを連れていくことに理解を示すが……

キランとエレナのロードムービーとして見ていたが、合法的に手続き踏んでいても差別偏見がある状況な上に、エレナが密入国してしまった形になってるのでまずいことになるんじゃないかという変な緊張感が続く。

キランがターバンを巻かなくなった理由とトラウマ。品行方正に生活し克服したように見えても出てくるフラッシュバック。
エレナも意図せず一人で入国せざるを得なかった理由があり。

法律だけでは割りきれないこの子の状況に今手を差しのべたいという思いと、面倒なことになりたくないという思いの鬩ぎ合い。
警察は警察で未然にトラブルを防ぐためにピリピリしてるのはわかるが、移民を虐待するのではなく事情はきちんと聞いてほしいもんだよね。

それでもアメリカで生活していく。家族のため。
キランは偶然の出会いから父になることを学び、父の過ちを許したんだろうな。

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なゆき

なゆきの感想・評価

3.8
舞台はアメリカ(仕事で国境超えるけど)でそれぞれ親が移民(片方は正当、片方は不法)の2人の交流を通してKiranさんが父親になることに向き合ってく話、なんだけど。
移民系に関わる英語が特に難しくて正直さらっとしか理解出来てないけど、女の子(Elena)は無戸籍でその社会的意味も理解してて、Kiranは父親が不当な扱いを受けて法的ルールとは別の大きな社会の流れを知って、パンジャブ系だけど決意を持ってターバンはつけてない。
2人とも何も悪くない、ただそこに生まれてきて生きてる移民2世代目(○○系アメリカ人って言う見方だと1世代目)で、2人(及びKiranの家族と)の交流は紛うことなき人間同士の交流なんだけど、その延長線ではない、それはそれはバイアスのかかり倒した見方、対応が急に入ってくる。その自然な入り方でそれまでの人生で積み上げられてきたものが見えてしまう気がした。

タイトルが凄く内容に響くというか、効いてくるのよ。アメリカンドリーム、とは。っていう。
そしてKiranのお父さん(Gleeの校長先生!!)が言ってた
“The whole world will be yours. And I will give it to you.”
もまた凄く効いてくる。それをお父さんが言うっていうところがまた、ね。

綺麗事じゃなく、希望ある風に見せて、希望を持たなきゃやってけない社会の絶望的な感じが際立ってる気がして、悲しいことにそれがとてもリアルに思えて、既にTRIBECCA受賞作ではあるけど、もっともっと話題になって欲しい。
隠されがちだったり動きの鈍い社会的な問題がある時に強いのって想像力を膨らませて色んな目線も持てる複数の映画とか小説とかのエンタメ(悲劇的なニュースも強いけど偏りがちだし何より悲しくて好きくない)だと思ってるから、余計に広く知られて欲しい。

私は今カナダに住んでて、英語はまだまだだけど、そんな私にも優しいのにほっといてもくれる、悪目立ちしてるかもって不快感を感じさせないのに私の服とか化粧とか何かに対して素敵って思ったらちゃんと行動で伝えてくれる、そんな多様性のある所が精神的に凄く過ごしやすい、好きな所の1つだなってずっと思ってるんだけど、同じように色んな国から人が集まってるアメリカでも同じことが言えるかって言ったらそうでも無さそうで、アジアの中でも恵まれてて文化を好きって言ってくれる方が色んな国にいる日本に生まれて、今はカナダで友人に恵まれて過ごせている自分の環境に感謝したくなる話だった。