そばかすのmercyのネタバレレビュー・内容・結末

映画館出て速攻走りたくなった。

「幸せってこういうものだよ」と知らず知らずのうちに植え付けられた概念のせいで、今でもよく「こういうもの」の中にいない自分にすごく悲しくなる瞬間があるけど、誰かが思う幸せの中にいなくても私が思う幸せの中に私がいればいいんだよってふらっと映画館に行ってこう思える瞬間があることが本当に救い。

パンフレットの言葉たちがすごく素敵で読みながら泣いてしまった。

髪染めたことなんてなかったのに地毛が茶色っぽくて中学のときも高校のときも黒染めしろって何度も注意されたこと思い出した。明らかに染めている人は他にもいるのになぜか私が標的になっていたなぁ。真帆みたいな友だちがいてくれたら確かにずっと思い出すだろうなって思った。違和感を言葉にできたり、すぐに行動に移せたりって本当にすごい。

天藤のあの言葉はスクリーンで初めて聞きたかった…早く観たい気持ちが大きすぎて予告で予習しすぎてしまった…けど！スクリーンで聞いても尚、響きました。「北村匠海(友情出演)」、すばらしい。