このレビューはネタバレを含みます
エンドロールで流れた三浦透子さんの歌声が
すごく素敵だったのが印象に残った。
すべてが恋愛に収束していくことへの
気味悪さやを映像で代弁してくれたような映画だった
当たり前に結婚するだろうっていう
自分の考える普通の枠にはめてみたり
レズビアンの枠にはめてみたり
人は人を理解しようとするとき、
既存の枠にはめようとするけど、
噛み合わない価値観の世界にいるのって
誰だって多分しんどい。
三浦透子さんと前田あっちゃんが
川ではしゃいでるとことか、
家族がふざけながら楽しそうに朝ごはん食べてるとことかめちゃめちゃよいシーンで
そういうのがずっと続いているだけで
全然幸せなのになぁ。
誰かと変わっていく人がいてもいいし、
変わらないことを選ぶ人がいてもいいよね。
前田あっちゃんが怒ってるシーンが好きだった。ちゃんと怒ってる人を見ると安心する。