taroman

そばかすのtaromanのネタバレレビュー・内容・結末

そばかす(2022年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

「同じような人がいて、生きてるなら、それでいいや」

見ていてすごく救われた
たぶん、そんな人が何人もいる映画だと思った

昨今の社会で「変わった価値観」が「普通の価値観」と同等に認知度を得てきているが、その実さして何も変わっていないように見える世の中。
に見えて、意外と「そんなことないかもな」と思わせてくれるストーリー。

三浦透子さんを初めて知ったが、同じ人でも中には100人くらいいるんじゃないかと思わせられる変幻自在さ。
ただ表情や声音が変わるのではなく、オーラも変わるし背格好も変わるし、むしろ彼女が変わっているのではなく、観ている私が「変化させられる」ような在り方なのかも、とすら思った。
しかし、あの声は本当にいいな〜歌もうたうのか〜今後出演していたらその映画を観たくなる俳優さん。

あと、一番印象的なのは(雰囲気最悪で人生最後であってほしいレベルの)晩餐。の、最高のタイミングに当ててくるお父さん。あれは涙が出るくらい笑った。最高。

総じて大好きな映画だったな〜また、少し間をおいてから、観たい(ねかせよう)
taroman

taroman