そばかすのびいどろのネタバレレビュー・内容・結末

【記録】

君は僕だ、ということでね、恋愛が好きな人も恋愛(的なやりとり)が苦手な人も楽しめると思う。ジェンダー的な押しつけが少なく、1人の人が抱える悩みとして描いていた。
キャスティングが絶妙で、キャラクターに嫌味がなく、邦画特有のセリフの浮きを感じなかった。昔乃木坂が好きだったので、伊藤万理華がなかなかやっているのも感動した(何様)
実家の温かさとおせっかいなところもうまく出している。白湯を飲んだときのように、お腹の中がじんわり温かい、そんな作品。
祖父母が石川の人で、作品に石川の匂いを感じていたら、監督が石川の人だった。静岡に同じ空気を感じたのかな。父が穏やかで母がアクティブなのも我が家に似ていて、笑ってしまった。
主演の三浦さん、うますぎ。歌もうますぎ。邦画も捨てたもんじゃないと思わされるぐらいには良かった。ドライブマイカー観るか〜。
ラーメン屋の人、分かる〜。蘇畑さん素敵だもの、好きになっちゃうよ。
最後走らせちゃったか。邦画は走らせることに預けすぎてるんだよな、でもこの映画には良いラストだとも思う。