観た後のすっきり感がかなりあった。
最後のシーンがハンディっぽくなったあたりで、これ絶対明るく終わる！って思った。映像の面白いところってこういうところだよね。
主題歌ばかくそ心地よくて、エンドロール観てたら三浦透子で、この人歌もうまいんだ、、、、、、、と感動した。
正しく理解してくれてそうな人がいると安心する。適当に理解した気になってる人間から差し伸べられる同情は、別に何の救いにもならない。私は理解されないといけない側なのか、といらだつことがある。
自分は同性にも異性にも恋愛感情や性欲を抱くほうだし、それが自分自身にはあたりまえのことだけど、あくまでも自分自身に当たり前というだけ。誰に何を抱くか抱けないか抱かないかはまったくその人それぞれであって、正解も不正解もえらいもえらくないも良い悪いもどれもそういうことじゃないのだと思った。
チェロが人の声に最も近い音のする楽器という話が極めて印象的だった。
話すのが苦手だから、チェロの演奏で祝福をする。とても素敵なシーンだった。
三浦透子の演技がすごく自然。話しかけられた時の「あっ」とか「えっ」とか、現実すぎる。
