このレビューはネタバレを含みます
上映中の時に観たかったけど、観に行けなかった映画。
やっと観れた。
私のことを勝手に決めつけないでよ、理解した気にならないでよ、押し付けないでよ！
前半は特にずっと叫びを感じてた。
一緒に心の中で叫んでた。
孤独を感じた。
やっぱり相手には伝えないと、気持ちは伝わらない。
たとえ大切な人が相手であってもそうだ。
大切な人にでも、家族でも伝えられない、伝わらない人もいる。
それぞれの環境で色んな人がいて、色んなことを抱えてる。
「チェロってね、人間の声に1番近い楽器なんだって。それ聞いた時にさあ、だから私はチェロがやりたかったんだな、って思ったんだよね。」
「それで終わりにする。あたしも(う)チェロ辞める。もう大丈夫だから。ありがと。」
セリフで心情の変化がすごいなと素直に感じた。
私は私。
誰かが正しいと決めたルールに従わなくていいんだ。
それはすごく勇気が必要だけども。
伝えても伝わらないこともある。
それでも自分らしく、性別や恋愛のことだけに限らず、不器用ながらでも自分なりに表現していくんだろうな。
そしてエンドロールの作詞作曲が私の好きな塩塚モエカ。
なんか似てるなと思ってたら。
ちなみに自分も時々あんな風に1人で海で何時間も座る日がある。なんか共感。
観れてよかった。
