ゆう

そばかすのゆうのネタバレレビュー・内容・結末

そばかす(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

佳純が感じてる気持ちにすごく共感した。
友達として仲良くしたいのに恋愛が絡むと簡単に関係が終わるさみしさも、
恋愛、結婚をしないとおかしいとか異性と付き合わないと同性が好きなんだと思われたり、正しい価値観とか、枠から外れたらおかしな人だとかモヤモヤすることが沢山あって生きづらいなと思う。
恋愛でもなんでもいいけど人と心から繋がれたらそれはどんな形でも幸せなのにな。

佳純は不安を抱えてても仲良くなった人を大事にしていて、話すのが苦手でもチェロで気持ちを伝えて自分は自分なんだと言えて素敵だと思う。
シンデレラの話も良かった。

家族の中での父親との会話が優しくて癒しであり、膝を立てて笑いながら朝ごはんを食べるシーンはおかしくて嬉しくてうるっときた。

疎外感や生きづらさは生きてる限り続くのかと思うと嫌になるしつらいけど、同じように感じてる人がどこかにいて生きてるならそれでいいという台詞があたたかくてじーんとした。
ラスト、佳純がそう言われて逃げるために走るのではなくて前へ進むように走る姿が好き。

何度も見たくなる作品🍀
ゆう

ゆう