めたわに

ミート・ショップ・オブ・キラーズのめたわにのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

人肉販売ホラーをレトロ感出しながらコメディータッチ仕上げで!グロ&エロ感は薄め。

どうして映画内で人肉を販売すると決まって「美味しい」のだろう。ホントに美味しいのか?確かパリ人肉事件後の佐川君も、ソ連やロシアでも人肉事件は繰り返されており知らずに食べていた人らがやはり「美味しい」と言っていたようで、ウミガメより美味しいのだろうか。

とにかく皆アホですね。肉屋の長男は比較的マシ(罪の意識はある)だが、次男(頭悪い)長女(やっぱり頭悪い)、町長から保安官に至る町民までもれなくアホ。
頭の悪い次男に、若い水着女が何人も、行き当たりばったり的に無造作に殺されるのだが、誰も気づきやしない。保安官にいたっては、殺したてホヤホヤの垂れた人血を満足気に味わうどうしょうもないさ。でも美味しいのだからしょうがないか。

まあ頭の悪い奴がこんなことやってると、指輪とかも一緒にミンチにしちゃうわけで、となるとバレるのは時間の問題。町をあげてのミートフェアは、「スタンド・バイ・ミー」並に町民揃ってゲロ祭りに。

車の故障からこんな町でこんな災難に出くわしたチェリー。何とか助かり家路に戻る車の後部座席には次男が…でエンディング。

間違いなく低予算だろうがコスパ良すぎ。ブラックユーモアが好きな方にはオススメ。
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