剣々

シャークストームの剣々のレビュー・感想・評価

シャークストーム(2021年製作の映画)
3.0
激しさを増す嵐、迫るサメ!

毎年恒例の夏のバカンス訪れたサムソン一家
レンタルしたビーチハウスで過ごしていると、天候が悪化し嵐で孤立してしまう
さらには地下から海水が浸水し、海からサメまで家の中に侵入
時と共に水かさも増し追い詰められていく一家の運命は!?

徐々に追い詰められる恐怖を描くサメ映画
シャークネードを手がけたアンソニー・C・フェランテが脚本ということで観たかった作品です!
作品顔始まってアサイラムの文字を見ると落ち着きますねー
CGも程よくクオリティ低くてgood!!!

本作はとんでも要素は控えた作風のサメ映画となっています
嵐で身動きも取れずビーチハウスに孤立する家族が、徐々にサメと海水に追い詰められていくハラハラ感がポイントです!
海水流れ込む前に、初めから水漏れで地下は浸水してるんですけどね笑
このビーチハウスは管理人(エサ)がクソ適当で、行政指導入るくらいボロボロ状態なのです…

映像表現のチープさはありますが、そんなの百も承知なので問題ではありません
困難に立ち向かう家族を描く至って真面目な作品です!
囮をかって出る人が、目的の近くにサメを呼び寄せるという謎な行動はあるけどね
シャークネードもそうですが、アンソニー・C・フェランテは家族愛と頼りになる父親(ヒーロー)像を描きたいんでしょう
そういう意味では意図通りな手堅い作品だと思います!

迫り来る緊張感と家族の物語でした
もっとトンデモにしてくれても良いのよと思ったのは内緒…
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