kuu

皇帝円舞曲のkuuのレビュー・感想・評価

皇帝円舞曲(1948年製作の映画)
4.5
舞踏会+蓄音機+ヨーデル◎



アメリカから来たセールスマンとオーストリアの伯爵令嬢のラブコメです

オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世にリチャード・ヘイデン💕
おそらく特殊メイクだと思いますがコミカルな演技とともに見応えあります

アメリカ人セールスマンはビング・クロスビー💕
甘い歌声はもちろんのこと口笛やチロル風の衣装などがいい感じです😻

ヒロインはジョーン・フォンテイン💕未亡人の伯爵令嬢の役です
まるで絵画から抜け出したような美しさに思わずため息をついてしまいました✨

昔の映画なので動物の扱いには疑問が残りますが…
犬が重要な役割を果たしていて演技も驚くほど素晴らしいです💕

この映画の一番の魅力は音楽です

タイトルにもあるようにシュトラウスの皇帝円舞曲♪に始まってスッペの軽騎兵序曲♪シューベルトの軍隊行進曲♪ロッシーニのウィリアム・テル序曲♪などのクラシックの名曲のアレンジが時に軽やかに時に優雅に鳴り響きます💕

奥様お手をどうぞ♪国民の象徴♪サンタ・ルチア♪なども飛び出して楽しい限りです💕

ヨーデルとチロリアンダンスなども素敵です💕
突然の弦楽器の演奏やバレエには驚きました😻特にバレエのシーンは短時間ですがコミカルで最高のサプライズでした🙌

最後のダンスでジョーン・フォンテインとビング・クロスビーがゆっくり左に回転し始めて…まさか!左回りのワルツを踊るのか😲と期待していたら…やはり右回りで踊り出しました😅そういうところもツボでした😻

ストーリーは普通でしたが音楽や衣装が華やかでビング・クロスビーの美声とジョーン・フォンテインの美しさを愛でることのできる素敵な作品でした
kuu

kuu