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聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たちのYSKのレビュー・感想・評価

2.5
劇場版『聖闘士星矢』の最終作

堕天した神の子ルシファーが、魔界に落ちたポセイドン、エリス、アベルの小宇宙によって甦り、ポセイドン、エリス、アベルを配下に従え地上を滅ぼそうとしたので、いつものように死して世界を救おうとした沙織お嬢様をとめるお話

そもそもエリスはともかくポセイドンやアベルが魔界に落ちたことがあまり信用できないうえ、ポセイドンが高笑いしながら世界中で津波を起こすのはいいとしてもアベルが火山を爆発させたりエリスが地中から猛毒ガスを噴出させるイメージもなく、そのとってつけたような悪事のせいでイマイチ魅力的に思えません

前作では75分あった上映時間もまた45分まで戻ってしまっていましたし、テレビ版と劇場版の総まとめにしては片手落ちの印象が強く残りました

しかしこの劇場版四作で、アンドロメダは誰かに勝ったことありましたかね?どうもドランゴを仲間にするための生贄となったテリーのように、フェニックスを召喚するための捨て駒だったようにしか思えませんでした
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