煙弾バギー

はだかのゆめの煙弾バギーのレビュー・感想・評価

はだかのゆめ(2022年製作の映画)
4.0
何処からともなく現れるノロ。限られた時間の寄り道。灯す範囲と照らされる範囲。確実に緩やかに、手が届かなくなることに対して時間の爆ぜる音と共に緩やかに胸が締め付けられていく。時間は等しくあるものだけど何を見据えるかで訳が変わる。お門違いの翻訳者がいないようになるといい。前作のはるねこも、毎年ある時期に思い出す。きっとこの映画のこともよく思い出してしまう。