甫木元空監督の舞台挨拶付き上映にて鑑賞。
始まってすぐはまったく意味がわからなかったけれど、徐々に身体に染み込んでいき、最終的には腑に落ちた。
風のざわめきや川のせせらぎをとらえた自然風景が美しい。…
生と死のあわいが美しい。生きている人が死んでいるような不思議さ。四万十川周辺のカルストやロケーションも独特な雰囲気を感じさせる。
冒頭の電車の光と走るノロの姿のシーンや雨のシーンが印象深い。おじいち…
このレビューはネタバレを含みます
死というテーマをとても丁寧に扱っていて、しかも無駄もなく、良質な映画だった。
60分と短編で、しかもスローテンポなんだけど、でもエンドロールのときにはズビズビいうくらい泣いてた。
ノートをめくりなが…
境界がなく、夢のようにシーンがうつりかわっていく 果たして、死者のゆめなのか、生者のゆめなのか
現世と彼岸の断絶(あえてつよい言葉を選んだけどそぐわない気もしている)されているので接触できずに在る…
映画始まってすぐの心地よさよ…MVはK2特別上映だったのか!
すぐには言葉にできないことがたくさんあるけど、ずっと言葉にしなくてもいい気がする。
お線香、炎、夜に走る電車、懐中電灯、藁焼きタタキ、…
言葉じゃ伝えられないことが伝わってきた。登場人物それぞれの死との距離感とか、田舎らしい自然との付き合い方とか。台詞が少ないのが良い。映画館で見ないとこの良さは分からないかもしれない。
終了後、甫木…
まさに甫木元空の"はだかのゆめ"だったのではないだろうか。
夢は現実とは違う設定だったり、自分の頭の中なのに思う通りにならない。
母にもう一度会いたいと思う気持ちで見た夢の中で母とは目線が合わない。…
このレビューはネタバレを含みます
私は、bialystocksファンでこの映画を知りました。音楽歌手が映画監督をやっているということがとにかく新鮮で見る前からとても楽しみな作品でした。
作品自体は、死んでいるものがどこか生きてるよう…
©PONY CANYON