八州雄会

ウーマン・キング 無敵の女戦士たちの八州雄会のレビュー・感想・評価

3.0
1823年頃のアフリカのダホメ王国の女性戦士部隊を描いた2022年の作品


ネタバレになるかもですが・・・


当時のダホメ王国はゲゾ王で先代の兄を追放して戴冠し王国の黄金期を築いた人だとか、もしかしたら隣国のオヨ帝国やマヒ族などある程度の背景や用語を学んでから鑑賞した方がいいのかもしれません。

奴隷貿易や人身売買の頃の話で、隣国への貢ぎ物の中に「アゴジェ40人」とか、戦争の捕虜も海外に売るとか、そんな時代です。

戦に勝って、港を抑え奴隷貿易で得た富で武装し周辺を蹂躙してまた奴隷を確保して売買するようで、アフリカ人がアフリカ人を売っていたんですね。繁栄する為の産業がないのは分かりますが、今考えると「不適切にもほどがある」話でした。

戦闘シーンは迫力でした!夜は暗くて良く見えませんでしたけど。