トマト

わたしの見ている世界が全てのトマトのレビュー・感想・評価

-
"自分が正しい"と合理主義を振りかざして奔走する主人公。
新たに世界を開こうとしているつもりが、いつの間にか色んなものを無くす。失っていくものはどれも形のないぼんやりとしたものばかり、だけれど灯される人情みたいなもの。喪失感を抱えて彷徨うのはどうも人間らしいもので、新しい何かが最後芽生えたんだ、と感じた。
もう一度ちゃんと観たい。
トマト

トマト