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わたしの見ている世界が全てのらのレビュー・感想・評価

3.7
ネオリベ的価値観や自己責任論、個人主義への批判的な視点や問いがストレートに表現されていて82分間ひたすらつらいけれど、基本的にはなんでもない映画なんだよな。そこがいい。どことなくコミカルなタッチが混じっているのも魅力的だった。自分の場合は父親が死んだ時にむしろ家族がまとまったので、個人的な経験と比較しても見応えがあった。
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