グラニット・シティに暮らす少年サムは、街のギャングの仕事を手伝うもヘマをしリンチされそうになるも近くに住む清掃員ジョーのスーパーパワーに助けられる。サムは25年前に姿を消したスーパーヒーロー「サマリタン」が生きていた事を確信するお話。
御年76歳のスタローン初めてのスーパーヒーロー作品
これまでスーパーパワーがなくてもめちゃ強いキャラクターを多く演じてきたスタローンが実際にその設定で一本作品を作るなんてコレは興味しかなく観るのは義務でした。
結果として作品自体に新鮮味はないものの、その風貌と彼のパブリックイメージが合わさりスーパーパワーがある事に説得力があるのはこの年齢から考えられないほど凄い事だと思います。
彼が何者なのか、この辺の意外性は90年代の映画を観ているようで楽しかったですし、ラストの無双っぷりはリアル強キャラ爺として泥臭さ満載で痛快、これさえ観れれば何の文句もないです。
25年前の姿を消すきっかけとなった出来事の顛末がイマイチぴんときませんでしたが、通常運転の映画を観るのも楽しいですね。