オヨヨ

SHE SAID/シー・セッド その名を暴けのオヨヨのレビュー・感想・評価

3.5
記者としての仕事振りを淡々と追っているので、派手な場面は少ない。しかし、中々核心に辿り着けないもどかしさを感じながらじわじわと真実に迫るのは見応えあった。
ハーヴェイ・ワインスタインの行為が聞くに耐えない事は周知のことなのだか、その行為だけを問題にしてもあまり意味がない。それを許したり、隠すことを助けたりする在り方が良くないのだ。同じ事はまた起こっている。今でも被害者の落ち度であるかのような論調や酩酊状態だったなどの言い訳は聞いて呆れる。

被害者の恐怖心や羞恥心、自責の念は今も彼女達を苦しめている事を思うと罪深い。


キャリー・マリガンやゾーイ・カザンはもちろんの事、パトリシア・クラークソンが美しかった。
オヨヨ

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