「バイス」で組んだ、ブラッド・ピットのPLAN Bとアンナプルナの共同製作。（アンナプルナは「スキャンダル」にも参加…）
Netflixミニシリーズ「アンオーソドックス」のマリア・シュラーダー監督。
「プロミシング・ヤング・ウーマン」主演のキャリー・マリガン、「ビッグ・シック」主演のゾーイ・カザン…、という人権派製作陣&俳優で贈る『その名を暴け-#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い-』の映画化。
ミラマックスの映画プロデューサー:ハーヴェイ・ワインスタインによる何十年にも及ぶ性暴力事件を2人の女性記者が追いかけ記事にしていく…そしてその後は巨大な#MeTooムーブメントになっていく様を描いてます。
期待通りの骨太ポリティカル・ジャーナリズムのドラマで、過去の類似作含めても一番の仕上がりにより色々考えさせられる奥深い作品。
男性の僕がこういう表現をしていいのか？ですが、用意周到に封じ込められた弱者の声を丁寧に拾い、負の社会構造に守られてる巨悪をあらわにしていく、満足度の高い社会派ドラマでした。
