このレビューはネタバレを含みます
ネットカフェで鑑賞
#MeToo 運動の火付け役となった、ハーヴェイ・ワインスタインの性暴力事件をキャリー・マリガン演じるミーガンとゾーイ・カザン演じるジョディの2人の女性記者が追いかけ当時の被害者(この言葉を使ってもいいのか悩む)に取材を進めていく物語。
ワインスタインは今までに何度も事件を起こしていますが「秘密保持契約」を結ばせ、揉み消していました。
この映画でも書かれていますが、セクシャルハラスメントは未だにどこの企業にも根深くあるものだと思っています。
加害者はのうのうと会社に居続け、被害者や告発した者は会社に居場所を奪われるという理不尽さ…。
ワインスタインは権力者だったために大きく報じられているが、本当に小さな会社だったりしたら、泣き寝入りになっていたかもしれないと思うと悔しくて仕方ない。
性的加害行為のシーンは胸糞悪くなるような表現の仕方で…本当に自分がそういったことをされている気分になるものだった。
自分もここまでとはいかないが、そういった被害を受けたことがあるので、他人事には考えられなかった。
本当に世の中からセクシャルハラスメントが無くなればいいのにと切に願う。