観るのを楽しみにしていた作品
観ていてずーっと嫌な気分だった
世界中で上映してくれっ
アカデミー賞の開会式前にみんなで観てくれっ
物語はシンプルで記事を書くための証言集め
オープニングの彼女の演技から伝わってくる恐怖と絶望
つらい
ジャーナリズムは声なき人の為に、彼女たちは発言の場を持つことができるでしょうというところがこの問題が今まで明るみに出てこなかった根本的なところだと感じた
彼女たちは、相談しても誰も何もしてくれなかったと口を揃えて言っていて、事実そうだったし
口に出すことすらできない人ももっと沢山いるだろう
他人事で無関心で
そんなつもりじゃなかった
という人間があまりにも多いこと
恐怖を感じたら、力じゃ勝てないと思ったら、
逃げるしかないじゃない
仕事とはいえ、他人の為に時間をかけた記者の方々には頭が下がります
どれだけ心身共に擦り減ったことでしょう
沢山の人が共感して、大きな力になり、これからもまた終わることなく続いていく
ラストが素晴らしい
ジャニーズのことも日本ではまったくお話にならない
映画が大好きだから、
みんなが対等に話せるようになったら
もっと映画を好きになれるはず