レオン

SHE SAID/シー・セッド その名を暴けのレオンのレビュー・感想・評価

3.7
かなり長文です。 まず、この作品に関して言いたいことが2つ。
1.この作品から、主演・助演女優賞のアカデミー候補が一人も出なかったのは、あきらかにおかしい事。
2.冒頭でトランプ前大統領が、加害者ワインススタインと同等な人物に扱われ、トランプさんを貶める為の悪質な左派プロパガンダを強く感じる事。

2に関して、面白い図を紹介します。
「AllSides Media Bias Chart 」(全てのメディアのバイアスチャート)で検索すれば、
アメリカ全ての主要メディアが、
★左派・右派どちらよりかを表した図が見れます。
この映画の舞台=ニューヨークタイムズ社は一番左の列です!
そう、左派メディアはトランプさん(共和党=右派)が天敵です!

トランプさんが再び大統領になると、左派が困る事(悪事がばれる)が沢山起きるからです。 でもそれは米愛国者にとってはよい事・・。
=二人の女性記者の行動は素晴らしくても、ニューヨークタイムズ本社の全体報道は偏向している・・。
↓ この動画の 4:00 をお聞き下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=3c2C8M8O-i8&t=523s

政治に関する事は、↓の-------------線の下にさらに詳しく書きます。
政治なんて興味ない! という方もこれを知る・知らないでは、今後のニュースの見方が全く違ってくるので、お時間あればご覧を♪
ちなみに↓トランプさんを迎える軍人の「U!S!A!」の大声援♪
https://twitter.com/dhookstead/status/1337853969306185731

●さて今作に戻ると、とにかく出演者が多い! それも台詞がそこそこ多い脇役が。 どこの誰という説明が分からぬ状況で、どんどん新しいシーンで登場して、しゃべり出す。 おそらく1回の視聴で全シーンを把握出来た方は皆無でしょう。 内容を聞いて、ああこの人もハラスメントの被害者かと分かるぐらいで・・。

ホテルの通路だけが延々描写され、ワインスタインが「1分でいい。私に恥をかかせるな」等と女性をバスルームに引き入れようと卑劣な会話が聞こえるシーン。 このときの女性が誰だか、視聴中・視聴後でも分かった方います?

アンブラ・バッティラーナ・グティエレスというモデルで、スマフォの中の写真(黒ドレス)でのみ姿を見せます。 と、とにかく誰の事か再チェックしないと分からぬシーンだらけ・・。

私は2回半見て(それもメモを取りながら)ようやく、全シーンを理解出来ました。 なぜ、そこまでしたかというと、素晴らしい演技の描写シーンが沢山あったからです。

1.に関して
まず主演マリガンは、泣きだれる様なシーンから、ナンパ野郎にキレるシーン(この時の男の台詞は「Crazy Bitches!」と聞こえるので、「不感症女」の字幕は翻訳者の解釈かと)等盛りだくさんですが、私的には熱演に見えても、その瞬間毎に心の奥底の心情が伝わる、ほどまでには感じませんでした。

が、同僚のジョディ・カーターを演じるゾーイ・カザンは全シーン抜群でした。 上司二人と話すシーンは、視線を二人に交互に動かしながら、しゃべっているのではなく、必死に伝えようとしている目をしてる。 ノートPCで娘としゃべるシーンでは、自然と出た笑いや、その後子供にまで心配をかけた事に泣く姿も演技には見えない。
マリガンと衣装がかぶって、笑いと同時におどける態度も、演技でなく、隠し撮りの実際映像かと思うぐらい自然だ。
極めつけは、女優アシュレイからOK返事をもらって、顔を崩してうれし泣きするシーン! 圧巻! さらには社内でニュース映像を見る時や、最終の原稿を読むシーンも "口を自然と半開き" にして、夢中で見ている。 (他の役者は全員口を閉じている)

●とにかくその瞬間毎に、今なにを考えているのかが、すべて表情に出ている。 2度以上見て、それを再確認した。
この3年~ぐらいで見た女優の演技でここまで感じる事はなかったです。
★私がアカデミー会員なら、間違いなく主演女優賞はゾーイ・カザンを選んでいる。
(彼女が気になり、ウィキで調べたら、なんと「紳士協定」(グレゴリーペック)や「波止場」(マーロンブランド)・「エデンの東」(J・ディーン)の名監督=エリア・カザンのお孫さんだった!)

それに、上記二人にインタビューされる被害者側女性も皆、素晴らしい。
マリガンとドアの外での会話女性(役名なし)や、3人の母になったローラを演じるジェニファー・イーリー、それ以上に目に止まったのは、
ミラマックス・ロンドン支社勤務だったゼルダ(同僚が被害に)を演じるサマンサ・モートン!(カフェでのインタビューでカザンのテーブルに日本茶のきゅうすが見えるシーン)

モートンは最初は、平常心で語っているが、当時の状況を思い出し、涙をが出そうなのをぐっと押さえたり、言いにくい言葉を、つばをぐっと一飲みしてからしゃべりだしたり。 そして段々怒りがこみ上げてくると、目を大きく見開いて、その怒りをカザンにぶつけそうな位、「こうだったの、こんな事もしたのよ!」と目で訴える! 字幕を見なくとも、彼女の表情だけでも、心が読めるぐらいの演技だ。
★私なら助演女優賞は、このシーンのサマンサ・モートンに進呈する!

残念なのは、登場人物の多さや、台詞内容を理解しようと見てる者が必死になり、これらの素晴らしい演技に、それほど気づかないで次のシーンに移ってしまっている事です。

さらに、ハリウッド名プロデューサーだったワインスタインを告発する内容に、米アカデミーがNOを突きつけた様な結果に、あきれました。 今後はもうアカデミー賞と言わずアカデミーshow にします! (さらに今年以後マイノリティ要素を2つ以上入れないと作品賞候補にしない等、アカデミー上層部は明らかに左派に取り込まれています)

ここまで読んだ頂いた方は是非、カザンの全シーンとモートンのシーンを、字幕よりも★「表情」に注目してもう一度見てみて下さい。

逆に、パトリシア・クラークソンを高評価してる方も多いですが、私はイマイチに感じました。
容姿は新聞社上司役にドンズバで、いかにもベテランキャリア女性ですが、表情が甘く見える事が多々。 
マリガンとカザンと社内で話しているシーンもかなりシリアスな内容なのに、普通の表情で聞いている。 
この役をもし、ジョディ・フォスターが演じていれば、もっと目を凝らして、「それは本当なの? 裏は取れているの?」という様な厳しい表情で聞いていたと思う。 
この厳しい表情がクラークソンに出来ていれば、社内シーンはさらに緊迫感が強調されている物になったと感じた。

作品全体を通して、圧巻のインタビューシーンがこの作品の魅力にもなっているが、ただでさえややこしい展開に編集がよりややこしくしている。

マリガンが女検察官に電話するシーンの途中に、カザンがグィネスと電話で話すシーンが入る。 そしてまたマリガンに戻ったり、カザンに戻ったり・・。 なんでこんな複雑な編集にしたがるのか・・。

私なら全シーンで、新しい登場人物が写る度に、「被害者○○○」や、「元ミラマックス重役○○○」という風に名前の文字テロップを入れるだろう。

と、見せ方とさらなる難編集で、演技陣の好演が生かされてない点などが気になり、★3.7評価に。 もっとシンプルにのめり込むぐらいに展開すれば★4.0以上だったかもしれずの惜しい作品に感じました。

↓ここからは政治に関するお話
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2.に関して
政治関係の情報やニュースを見る時は、まずどのメディアがそれを報じているかを先に知るべきです!

そのメディアが、左派か右派で内容が、がらっと変わるからです! 
現在、トランプ前大統領は、日本のメディアでは、批判的にしか表現されていませんが、アメリカで人の集まる所に、トランプさんが現れると、
「U!S!A!、U!S!A!」となんとUSAコールが起こるのです! 
まるで「ミスターアメリカ!」と言わんばかりの大声援が! これはトランプさんの支持者集会の事ではなく、プロ野球の球場だったり、軍人の集会だったりと様々な場所で。 X(旧ツイッター)等にその映像が多数あがっています。 

↓格闘技を見に来た会場でも 「USA !」
https://www.youtube.com/shorts/7-9lWp2XAXY
↓大学フットボール優勝戦のハーフタイムに現れると「U!S!A!」
https://www.youtube.com/watch?v=uzzLeYfAzB0
はたして、左派メディアが報じているように、トランプさんが、本当に卑劣な人なら、アメリカ国民が「USA!」と称えるでしょうか。

こんな映像は、日本のTVでは絶対放送されません。
それは日本のTV局が全て左派よりだからです。
(トランプさんの共和党=右派)

左派・右派、漠然とは知っていても、どう別れるのか・どう違うのか詳しく知っている方は、多くはないと思うのでさらに説明。

左派=リベラル(語の意味は自由だが最近では左派を表す言葉に)・共産主義・社会主義・全体主義・グローバリズム。 アメリカ民主党(バイデン側=イメージ色=青) 最近の内容的には、移民推進・BLM運動推進・過度のレイシスト批判・上級国民優遇・自然エネルギー推進・ネオコン(軍産複合体=戦争推進) LGBT推進(子供の性転換手術まで推進している)・ディープステート・グレートリセット

個人では、オバマ元大統領・ジョージ・ソロス(超資産家・投資家)、ビル・ゲイツ、レディ・ガガ、ダボス会議参加者 

日本では、共産党・立憲民主党・れいわ新撰組・社民党 日教組 反日組織がバックについている場合も多数。
最近の公明党もやっている事は殆ど左派 日本のTV局全て 新聞社も下記の保守以外ほとんど左派。 特に朝日新聞・毎日新聞などは反日新聞として、ネットでは知られています。 
内容的にはアメリカ左派と同様に加え、中国・韓国擁護・天皇陛下に関する全て反対 太陽光・風力発電推進(中国企業が独占しているから)

日本の芸能人も左派が多い。 TVが左派なので左派の主張をすればTVが出演させる為。

●対する 右派=保守(といっても改革をしないのではなく、よき物は守るという姿勢)
アメリカ共和党(トランプさん側=イメージ色=赤) 内容的には愛国者・一般市民尊重・福音派・反福祉国家・反税金・反共・反LGBT
メディアでは FOXニュース等
個人では イーロン・マスク

日本では、産経新聞・夕刊フジ・月刊hanada・WILL・正論などわずかなメディアしかない・・。

●現在状況
昨今、世界的に 左派=悪 右派=善 という認識が増えてきていて、次期アメリカ大統領戦では、保守(共和党トランプさん側)が圧倒的有利な状況。

だが日本ではTV局は全て左派の為、それを伝えるメディアは希少というより、ほぼ皆無・・。

でも、希望が見えてきています。
youtubeやX(旧ツイッター)で、段々悪徳議員の行いや、逆にどの議員が本当に日本の為に尽力しているかが、報じられているからです。

私が本当に日本の為に尽力していると思う国会議員
高市早苗(現=経済安全保障大臣)、青山繁晴(参議院)
杉田水脈(衆議院)有村治子(参議院)小野田紀美(衆議院)和田政宗(衆議院)等々

↓ おすすめyoutube ニュース番組
●ニュースあさ8時 (「永遠の0」作者=百田尚樹さんらが司会番組)
https://www.youtube.com/@asa8news/streams

●文化人放送局(個別番組多数) (TVでもおなじみ嘉悦大学教授=高橋洋一、福井県立大学名誉教授=島田洋一、ジャーナリスト山口紀之さんや「フクシマ50」の作家=門田隆将さんや保守政治家も多数)
https://www.youtube.com/@bunkajintv1/videos

等のyoutube番組では、
TV・新聞が報じない情報や論点を伝えてくれます。
私もこれらの番組を5年以上視聴し、いかにマスメディアと政治家のほとんどが腐っているかを知りました。

↓ 故安倍元総理(保守姿勢を貫いた唯一の政治家)に関して

なぜ、暗殺された、「安倍元総理」は高齢者に批判が多く、若年層ほど支持者が多かったのか。 それは若年層ほど、ネットで情報を得ていたからです。 統一教会問題で安倍さんらが批判された時も、実は安倍政権時代に、宗教団体から高額品を購入させられた場合、ほぼ無期限で返品できるという法案を施行しています。 これは統一教会にとっては大打撃で、信者の被害金額が50分の1まで減ったそうです。 
こういう情報はTVは報じません。 が、それを知っている者は、安倍さんが統一教会から支援を得ていたなら、そんな法案を通すはずがないと・・。 実質のところは、安倍さんの秘書の一人が、統一教会に属する団体と知らずにメッセージを送ったそうです。(私も詳細には調べてませんが)

まだ続くかも・・・
レオン

レオン