映画プロデューサーが起こした性的暴行事件が暴かれるまでの女性記者と被害者たちを描く。
被害者が声を上げるのにどれだけ勇気がいったのか。これ以上被害を出さないためにと立ち上がった彼女たちの思いに胸が締め付けられる。女性記者、上司たちのジャーナリストとしての熱い思いもしかり。
そんな彼女らの闘いを実直に描いています。
この事件がこうして映画になったというのがすごいと思ってしまう。同じ業界の大物プロデューサーの事件を世に広める…それは自らの属する業界を自浄しようという思いがあるからですよね。
はたして日本だったらこんなことができるだろうか。
大手芸能事務所の児童性加害問題他、たくさんのハラスメント問題。声を上げた被害者が「何も変わらなかった」と失望することのない世の中であってほしいし、そのためにも報道を受け取る側も無関心じゃいけないよなぁと思う昨今です。
