今見たらものすごくおもしろかった。
ME Too運動の先駆けとなった、ニューヨークタイムズの女性記者2人による、ハリウッド大物プロデューサーの性暴力告発。
日本ではマスコミが動かなかったけど、アメリカには気概のある記者がいた。
彼女たちも子育てでそれぞれ忙しい中、これだけの取材をこなしたことが素晴らしい。新聞社の人たちも、穏やかな中に怒りをたぎらせている様子が伝わってきて良かった。
「世の中にハーヴィが何人いると思う?」
この国の今の政治では、無力や絶望を感じることも多いけれど、声を上げることが大切だとつくづく思った。
同じくキャリー・マリガンの「未来を花束にして」も、女性が立ち上がるテーマは共通していて、とても良かった。