女性達が子育てや家庭に囚われることなくバリバリと働いていて良かった。仕事をする様を流れとしてではなく丁寧にじっくりと一つ一つの工程を映しているのにもリスペクトを感じた。
ジャニーズの件で、ファン（本当にファンなのかは謎ですが）が被害者達に対して批判的な意見や被害そのものがなかったものにするかのような投稿をTwitterなどで見かけて嫌な気持ちになったのを思い出しました。
この映画を観るといつの時代もかわらないなぁと呆れてしまう。まぁ特に日本は被害を否定する精神が強いような気もしますが。
真実を追求することを映しているドキュメンタリー的な要素反面、姿が映らないワインスタインをまるで幽霊かのように得体の知れない恐怖的な存在として描いている。途中もはやホラーかと思いました。
ある程度起きるとわかっていつつも回想シーンは観るのがキツかった。やはり性被害を映すシーンは直視できない。
カチッとした静かなカメラワークでしたが私はなんだかソウルライターを思い出しました。ニューヨークの空気感がそう思わせる？
それにしてもニューヨークタイムズのオフィスいいなぁ…
