SHE SAID／シー・セッド その名を暴けのたらのめのレビュー・感想・評価

アカデミー賞がこの作品を無視したことには心底がっかりさせられた。で映画は、実際のところ想像以上のショックはないもの。こんなもんかという感じ。ハーヴェイじゃなくても、ハリウッドでなくても、普通のJTC勤めの友人、また自分の勤めた企業でも当たり前に似たことは起きていたから。飲み会の帰りにキスされたり、会議室で肩揉まされたりとか。なんでこんな当たり前のことが2020年になって衝撃の告発なんだ。おっそすぎてずっこけー。でもだからこそ、意味がある。私たちはまだ声を上げられずにいるから。