地方都市の小学六年生の男の子の成長を描いた作品。
と言うべきなのかファミリードラマと言うジャンルが正解なのか・・・
それぞれの家庭環境の中での経験を基に、そして周囲の同世代の仲間と接しながら成長する子供たち。
不条理な世界とも言えてしまう環境の中で本人は意識せずに育っていく姿が切なくも感じてしまう。
そんな世界を描いた作品ですが『スタンド・バイ・ミー』とは違って不満を感じてしまう。
それは言葉を理解できてしまうので少年たちの演技が素人感を拭いきれない。
英語ではそれを感じさせないのかも知れません。
でも、それもこの作品の売りの一つなのかも知れません。