KUBO

地下室のヘンな穴のKUBOのレビュー・感想・評価

地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)
3.6
新しく買った家の地下室にぽっかりと開いた穴。この穴に入ると、なぜか2階の天井から出てきて、時間が12時間経過してる。それだけじゃなくて、時間は12時間経過しても、その間に3日分若返る!

こんな穴があったら、あなたはどうする?

妻マリーは少しでも若返ろうと、繰り返し繰り返し「穴」に入り続けるのだが…

なぜそんな現象が起きるのか(?)ということには触れず、そんな穴に翻弄される夫婦の生活を描く、星新一のショートショートのような世界。

「老い」の恐怖から「穴」の魔力に取り憑かれるマリーは、外見だけ若返ってもその中身は…

すっごい笑ったけど、最後はちょっと不気味。



*12時間、時間が過ぎるのは時計を見ればわかることだけど、若返るのが3日というのはどうやって計測できたの?

*メインはもちろん地下室の時間ダクトなんだが、めちゃくちゃ笑ったのが社長の「電子ペニス」。この「電子ペニス」をメインにした映画も十分作れそう。壊れちゃう方向じゃなくて「もう誰にも止められない」バーサーカーモードになった電子ペニス大暴れのB級ポルノも見てみたい(笑)。
KUBO

KUBO