序盤の作りや音楽もすごくフランス映画という感じ。わりとフランス映画合わないことが多いので、大丈夫かな〜と思ったのですがテンポよく進むのでなかなか良きでした。
どの人物も様々な個性があり、悪人ではないけれど問題もありそう。それが暴走した人たちは不運な道へ、ありのままの自分を受け入れている人はそれなりに穏やかな人生を送れるか持ってことかしら。りんごは外側は繕えても内側はそのままという意味で、蟻にはあまり意味はないのではと思いました。だから手の中は幻覚なのかな〜と。
主人公の旦那さんが、地下の穴に対しては当初からかなりドライで落ち着いているのが印象的。どんどん変わっていく妻に対して、旦那さんは妻を思う気持ちはそのままに変わらず穏やかな面が多くて素敵にみえました。
コメディ寄り不思議ホラー作品といった感じでしょうか。短めでテンポよくサクッと観ることができます。
