えんさん

認知症と生きる希望の処方箋のえんさんのレビュー・感想・評価

3.0
野澤和之監督による「がんと生きる 言葉の処方箋」に続く処方箋シリーズ第2弾。名古屋の病院で、認知症の人々に優しく音楽を投げかけるふたりの音楽療法士にスポットを当て、音楽と人との深い繋がりの中に新たな希望を見出してゆく姿を追ったドキュメンタリー。認知症というと、介護の世界ではよく使われるキーワードになっていて、がんや脳・心臓疾患と同じような病気に捉えられることが多いのですが、確かに病気に起因することはあるものの、誰にでもなる可能性がある老化現象の1つ。脳も歳とともに萎縮し始め、中年ごろから物忘れや言葉に詰まってしまうことは誰にもあること。それが大きく悪化してしてしまう(もちろん、ここで病気起因することもあり)と、認知症という症状として疾患確定してしまうという理解が正しいと思っています。団塊世代(1947~1949年生まれ)が75歳以上の後期高齢者になる2025年問題、

(続きは、https://note.com/yen_do/n/n04e3075066f0)