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ザ・クロッシングのながののレビュー・感想・評価

ザ・クロッシング(2021年製作の映画)
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「難民って大変なんだろうな、争っているやつらは争っていることが無駄なことに気づかないのかな」
って思ってた自分を恥じました。難民として逃れなければいけない人は決して自分の意思で逃げているわけじゃない。上の立場にいたとしても決して安定している訳じゃないし、綺麗事じゃ生きていけない。大切な人とはずっと一緒にはいられない。こんな過酷な状況の中で生きている人達が沢山いる。いつまでも、私たちが死んだ何億年も先も争いは止まないかもしれないし、安全な国からただ状況を伝えられているだけの私たちは部外者でしかないし何も出来ないけれど、この状況が多くの場所で起きているのはかなり深刻だと思うし、こうやって何かを言うのは誰にもできるし、何も出来ない私ごときが簡単に言っちゃいけないのは分かるけど、今真っ先に解決しなきゃいけない問題なんじゃないかなと思った。きっと、この地域にいる人たちは人種差別がどこよりも強く残ってて、そもそも差別とかいう概念があるというより生まれた時からあいつらとは違う、みたいな民族意識が強いからこそ他とは仲良くできないみたいな無意識のうちから他部族を差別?しているようなものなのかな、だからすぐに何かを変えることは出来ないんだろうな。

この状況の中で色々考えて生き抜いてく人達は強くてすごいけれど、強くならざるを得ない状況にされているんだよね。。。

改めて今自分が安全に生きられている状況に感謝して生きていこうと思えました。


内容の評価云々じゃないなと思ったので、星なしでレビューのみです。