晩年反抗期

2つの人生が教えてくれることの晩年反抗期のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

辛い時こそ踏ん張って頑張る。そうすれば望む未来に繋がる。それが一番のメッセージかなと、この作品から受け取った。

私にとって今は間違い無く人生で指折りの辛い時で、明日が来るのも憂鬱。だから、明るい未来なんて…綺麗事なんじゃないの?とも思ったけれど、
今を乗り越えたら素敵な未来が待っていて、それに向かって私は羽ばたいていくんだ!って、ほんの少し思えたし、何があっても大丈夫だよって言ってもらえた気がして嬉しくなれた。

妊娠出産、子育ては、共感する事が多かった。
髪を切ったりジーパンとTシャツばかりになったりっていうのは、私も凄く嫌だった。周囲には、こういう姿も似合うでしょって騎乗に振る舞っていたけれど、内心では受け入れられなくて。出産と共に、自分の身体から"女性"っていうなにかが出て行ってしまったんだ…って、悲しくなった。
今は元気に好きな服も着られる様になってきたけど!

実の両親にはたくさん力をもらっているし、違う境遇になっても尚友達が温かく接してくれて助かっている。そういう有り難さも確認できた。
晩年反抗期

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