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2つの人生が教えてくれることのkamのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

アラサー女子、キャリアとプライベートの悩みに直面したタイミングで友達から勧められて鑑賞。

コメント見ると「どちらの人生を選んでも、たどり着く未来の形は自分の努力次第なんだと感じた!」って意見が多かったけど、私はそうは思わなかったな〜

妊娠した世界線で感じた虚無感と、しなかった世界線で仕事と恋人を同時に失った苦しみを対比して描いてたけど、順調に進んでた道が急に途絶えたのと「人生が終わってしまった感じ」ってセリフが出る感情とじゃ比較にならない気がした。

どっちの人生もハッピーエンドだけど、子供のいる世界線では仕事での成功はイベントでのパネル出演。そうじゃない方は自作の短編アニメーション上映。これって差は無いといえるんだろうか…

その分、子供との暮らしの中で得られる幸せとか特別な感情を思いっきり描いてるなら違ったのかもだけど、幸せの象徴!っていうよりは、「母になると、自分の楽しみよりも自ずと子供の事が最優先になる」みたいな描かれ方だった気がする。

不思議で素敵なお話だったけど、何を伝えたかったのかはちょっと感じ取りきれなかったな〜。
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