日活無国籍アクションというのはギャグ映画同然の代物も多いが、これは掛け値なしに格好良い。
冒頭のスナイプシーンの凝った描写、クライマックスバトルの疾走感。
野村孝はあまりガンアクションにこだわるタイ…
ノワールと西部劇の中間みたいな67年製作にしてはやたらオールドスクールな作風。音楽は似非モリコーネ。
楽しかった。
冒頭、アラカンが瞬殺されるのには驚き。中盤は中だるみするがラストの荒野の決闘が良い…
まず冒頭のアラカン使い捨てに衝撃を受けるが宍戸錠とジェリー藤尾のコンビだけで飯三杯いける。前半の鳥の鳴き声と後半のヘリの音で散弾銃の音をかき消す演出の素晴らしさ。長谷部安春のアクション演出部分の影響…
>>続きを読むただひたすらにカッコいい
銃ぶっ放せばいいやというようなスタイルではなくあくまで火器や爆弾の組み立て方を丹念に描くことで宍戸錠の「パスポート」並にそれが大事であるという矜持を感じる
ヒロインの生かし…
前半とラストの乾いた演出が超素晴らしいだけに小林千登勢絡みエピソードのベタつきが惜しい。狙撃シーンの鳥の鳴き声、車を海に落とし処理する際のロングショット、そしてラスト荒野でのアクション(音楽はほぼモ…
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