このレビューはネタバレを含みます
ラストの埋め立て地につきるが。そのほかなにもかも低予算がすべてにおいてよい方向に作用してるってとこがフィルムノワール。というよりよりフレッシュでヌーヴェルヴァーグしてる。シンプルなバックにのってミュートトランペットやフルートが複雑なアドリブリードをとる個性的な電化モダンジャズは。みごとにサントラ音楽として機能しまくってそれを証明してる。登場人物全員どっかでみたことがある感を観客に瞬時に印象付けるためか。顔でキャスティングしてて。テレビ全盛時代の映画サイドからの反逆と解すれば。これも実にヌーヴェルヴァーグ的で実に効果的な手法。