昨年のホラー映画「X」の続編。
前日譚。
前作の殺人鬼お婆さんパールの若い頃の話。
前作が70年代ホラー&エロ映画オマージュなら、今回は20年代テクニカラー映画オマージュ。
まんま「オズの魔法使い」な場面も。
映画についての映画でもあるシリーズです。
殺人鬼オリジンものとして、凄い良く出来ている。酷い家庭環境を描きつつも、それを理由とせず、生まれつきの殺人鬼であるという部分が割り切っていて良い。
それでいて、悲劇として成立している。
非常に複雑怪奇な映画。
Xまでの空白の50年を想像するのも楽しい。
3作目マキシーンは来年来るか?