このレビューはネタバレを含みます
Xの前日譚、狂気の色欲と躊躇のないキリングスタイルでお馴染みパール婆さんの血みどろスターダム。
ホラーなのに笑える｡ホラーなのこれ？
Xでもそうだったけど所々ポップなんだよなグロいのに。
あとアウトっぽいのにめっちゃポップにしてありよりにするのは狙ってるよね？
冒頭から片鱗見せてきたりね。
あの牧草集める3本の農機具ヘイフォークっていうんですね。
勢いよく地面に突き刺すのビビるんでやめてもろて。
スターになる！はちょっと幼稚すぎてついていけないから、母親は適度にガス抜きとしてやりたいことやらせて早めに鼻折っといた方が良かったのでは。
んーでもそんな余裕ないか…
敬虔なクリスチャンは施しを受けないの？あれは移民系だと舐められちゃいけないとかのプライドなの？
ホラー味より家庭環境の歪みの方がキツく感じる。
某家庭環境的な本読んでたせいで、愛されず的な話の方がきつい。
現代で言うザ・機能不全家庭よな。
個人の生き方より家業と役割が優先、ヤングケアラーてやつか。
言い争いや夜の啜り泣きの声で十分母親も無理し続けているのはわかる、誰も悪くないんだよな。
まして戦時中だしな。
親父は何もできない状態のまま殺されかけたり殺人鬼が側で世話してたり生き地獄。
教会の求めるダンサーって謎だけどショウアップされた娯楽ダンサーとは違いそうだから結果は言わずもがな。
ダンスサークルとかあれば良かったのにね。でもあの親ならどのみち無理か。
しかしパールもブチ切れると欲直結型で行動に論理性がまったく感じられない。
母親が丸焼けになってから地下室にポイとか、犬がいないのにふかして聞かれたら吃るとか、結局残せないからって父親を手にかけるとかもう色々がばい。
そもそもお遊びの映画くんを父親に見せてどうするつもりよ？
パール-ワニの利害関係ロンダリングやめろ。
義妹はただただ気の毒。
あの独白に付き合わされる挙句あれだもんな。
そういえばレモネード出てこなかったな。
ラストのミアゴス狂気笑顔が忘れられません。
もう一本で完結って話だけど完結編はXの後のお話なんすね。
ハワード帰ってきてからのラブラブ農場経営☆のお話はやらないのね。
地獄が途方もなく長く続くだけだからいいか。
