鮮烈なインパクトを残した前作『X エックス』からすればどうもスリリングさに欠ける。
3部作という構成上、前作にて今作の主人公Pearlの顛末については観客はすでに把握済み。だとするならばもっと刺激的な画作りが必要だったか。
すべてが予定調和で驚きがなかったことは前作で感じた期待感をしぼませる結果に。
前作とリンクさせる画作り・構成は◎だが、完結編の『MaXXXine(原題)』での巻き返しに期待。
地元のミニシアター、シネマルナティック様で鑑賞、パンフレットは前作のデザインを踏襲しており好感が持てる作りだった。