フィルムカメラのザラザラ感と主人公の青春がマッチしていて良いです
「挫折」をテーマにした物語で、挫折を経験している狂人のウォーレスはある意味主人公の鏡写しとして描かれています
物語は「挫折」をするロバートで締められるのですが、今後ロバートがウォーレスみたいになるかもしれないと考えるとある意味でホラー、というか世の中の怖さが浮き上がります(ロバートはウォレス同様親との関係がうまく行っておらず、今後が危ういことが示唆されている)
コメディの面としてはラストシークエンスのワンハリに負けない絶叫は流石に笑いました