トール

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいのトールのレビュー・感想・評価

4.2
2023.4.26厚木のえいがかんkiki 85点
映画の紹介文としては、あるサイトには、京都のとある大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、"男らしさ""女らしさ"のノリが苦手な大学生・七森、七森と心を通わす麦戸、そして彼らを取り巻く人びとを描く、と書いてありました。感受性が敏感すぎる人や色々なジェンダーの人がいて、傷つかずに生きるのには辛い社会かもしれません。だから、この作品の大学生の子たちは、ぬいぐるみに辛い気持ちを打ち明けるサークルを作っていました。でも、主人公の2人は、結局、辛さを乗り越えるには、ぬいぐるみではなく生きている人間にその気持ちを打ち明けることによってでしか無いことに気がつくのでした。打ち明けられた相手もその重みで傷つくかもしれないけど。良い映画でした。ナイーブすぎるあなたは、見たほうが良いかも。ヒロインの駒井蓮さんもめちゃ可愛かったです。^_^
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