コミュニケーションの難しさ、怖さについて、とっても正直に描かれてる映画だなと思った。
初対面でのしゃべれなさとか、ぎこちない空気感とか、すき。人見知りの人間からすると、めっちゃわかるってなった。
なにか言いたいことはあっても、それを言うことで相手を傷つけてしまうから言えない。だからぬいぐるみとしゃべる。
ここに感想書くのも、そういう感情がちょっとあったかも。
一緒に映画を見た人と感想を言い合って反対意見だったときに、意見を言うことでその人の楽しかった記憶にもケチがついてしまう可能性があるなと思って、言いたいことを言えないことがある。でも、頭の中を整理するいみでも言語化したい。みたいなときに感想を書くって言う意味では、人形に聞いてもらうのと近い気がする。言語化もうまくできなくて、感想もうまく書けないんだけども。
悩むこと、苦しむことを肯定するっていう姿勢がすごく好きだった。
傷つくことが悪いんじゃなくて傷つける方が悪いし、それに耐えるために傷つける方にはなりたくないっていうのも、その通りだなって思った。