右折

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいの右折のレビュー・感想・評価

4.4
京都の大学へ進学した七森と、そこで出会った麦戸。ぬいぐるみサークル通称『ぬいサー』と呼ばれるサークルに入るが、そこはぬいぐるみと喋るサークルのことであった。ぬいサーの心優しい部員と出会い、『優しさ』とは何かを考えていく。

恋愛がよくわからない主人公七森くんと、優しくてまっすぐに生きる麦戸ちゃんと、世の中をうまいこと生きようとする白城ちゃんの、全員の対比がとてもすきだった。
人には言えないような事をぬいぐるみに吐露することで発散するけど、ぬいぐるみを物としてではなくて本当に生きてるものとして扱ってるその姿がとても良かった。
右折

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