じいちろう

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいのじいちろうのレビュー・感想・評価

2.5
タイトルのような「ぬいぐるみとしゃべる」シーンを期待して観たけど、
(ぬいぐるみが実際に話すシーンが必要とは思わないが)キャッチボールしてる様子すらなく、人間が話しかけてるだけだった。

狭いサークルの部室にあれだけたくさんのぬいぐるみが居たら、ぬいぐるみ達の話し声でうるさくないのかなと思って観てたら、
最後に
「これだけ居たら(ぬいぐるみに)話しかけられてるような気がしない?」ってセリフで、
サークルの誰もがぬいぐるみの声が聞こえない人達なんだなって分かってガッカリした。

という感想を妻に話したら、「それは向こう側に行ってしまった狂人の意見だよ」と諭された。

メル・ギブソン主演の「それでも、愛してる」や
マーク・ウォールバーグ主演の「テッド」のような展開を勝手に期待してた。

タイトルが違ってれば、作品から受ける印象も変わっただろうから残念。
唯一サークルの先輩が「1回生?」って聞いたシーンが、関西の大学(作品中では立命館大学)だなって実感出来て良かった。